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ダメ部下やモンスター社員にしない、ならないためには

先日(11月16日)、社労士さんの講座に相乗りさせていただきました。講座のタイトルは、『今知っておきたい会社的「人づくり革命」~社員との向き合い方を変えて生産性向上~』。

講座は2部構成で、最初に社会保険労務士の村田淳さんが「モンスター社員対策セミナー~モンスターからあなたの大切な会社と社員を守るために行うべきこと~」について話をされ、後半は私が「ダメ部下を優秀社員に化けさせる人材育成術」というお話をしました。

特に打合せをしたわけではありませんでしたが、上司の接し方によって、普通の社員がモンスター社員にもなり、ダメ部下が優秀社員にもなるという表裏一体の内容でした。

こんな鬼なら可愛いけれど。我慢しすぎて自分が鬼にならないように。

自分が部下の立場であろうが、上司の立場であろうが、人間関係をこじらせないためには、① 状況を俯瞰して相手の立場を慮ることができるかどうか、② 感情的にならずにコミュニケーションをとれるかどうか がポイントであろうと思います。

感情的にならないことの難しさは、アンガーマネジメントが注目されていることからも推して知るべし。自分の想い通りにならないと怒鳴り散らすパワハラ管理職さんや、コンプレックスを悟られまいと強がったり優越感を振り回したりして人を傷つけるコミュニケーションしかとれない困ったさん(モンスター社員の一種ですね)の一人や二人は、読者の皆さんもすぐに思い浮かぶのではないでしょうか。

他人事ではなく、未熟さゆえに自分もかつてそうだったと、私自身が猛省しています。さすがに、怒鳴り散らしたりはしていませんが。。

感情のコントロールも、コミュニケーションの取り方も、トレーニングによって身につけることができるスキルです。経験を重ねることで、望ましいスタイルに気づいたり学んだりすることは大事なことですが、時間がかかります。また、経験から何をくみ取るかは個人差が大きいものです。

基本的なことを体系づけて学ぶことで、無用な人間関係のトラブルとそれに起因するロスを避けられるなら、研修はむしろ効率のよい施策であるといえます。チームワークを良くして生産性を上げたいとお考えの場合は、研修を取り入れるとよいかもしれませんね。

採用や人材育成に力を入れていても、モンスター社員が出現してしまうリスクはゼロにはできません。就業規則をきちんと作り運用することが、会社を守る盾になるのだそうです。就業規則が十分な備えになっているかどうか内容を点検したり、新しく作成したり必要があるときには、村田さんが力強く相談に乗ってくださいます。一度お問合せしてみてください。

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