転機には片づけが効く

節目には、不思議と物を片づけたくなるものですね。

節目といえば、年末年始や年度の変わり目といった定例的なものから、転勤や異動、転職あるいは退職など不定期に起きるものもあります。そういう時、気持ちに一区切りつけるという意味でも、ライフスタイルの変化に対応するという意味でも、自然と身辺の整理をしたいという思いが湧いてくるのでしょう。

私はといえば、3月末で4年間続けた役所の非常勤職を辞したこともあって、書類の大整理を今月中には済ませてしまおうと思っています。それは、時間の使い方や仕事の内容を変えるための準備でもあり、仕組み作りでもあります。

この前に大整理をしたのは、今の住まいに引っ越してきた時ですので、もう8年前のことです。今回また大整理をしたくなっているのは、気持ちの上で大きな転機を迎えていることの表れかもしれません。

快適な書斎

ところで、転勤や転職などによる節目では、仕事の内容や仕事上の人間関係の大きな変化を伴うことが多いものです。新しい環境に慣れるまでは、自覚がなくてもストレスや不安を抱えていることがあります。

慣れた仕事から次の仕事へ移るのは、空中ブランコを飛び移るようなものだ、とおっしゃったのはどなただったか。空中で何も掴んでいない不安定な状態をキャリアの過渡期になぞらえ、言いえて妙だなと印象深く覚えています(どなたから伺ったかは忘れていますが)。

そのような時は、あれこれ思い煩うよりも、ストレスを発散するために体を動かすことが大正解。仕事帰りに運動したり、休みの日にちょっとした旅行に出かけたり。自宅の掃除や片づけは、特におすすめしたい活動です。

物を片づけているうちに、頭の中を整理でき、気持ちが整ってくるのですが、何よりも家の中が片づけば達成感を得られ、無条件に気持ちよく、前向きになれます。

普段から片づいているという方も、新しい生活にふさわしい空間やライフスタイル(仕組み)をイメージして見直してみると、改善の余地を発見できるかもしれません。自分の変化や成長に合わせて、環境も変化させたいものですね。

新しい職場や仕事に慣れるまでの間、様子見などしながら余らせているエネルギーを、ご自宅の片づけに振り向けてみてはいかがでしょうか。