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40代で仕事に悩んだときに考えるべきこと(2)

40代も半ばになってくると、仕事にマンネリしたり、組織の中で自分の先行きが見えてきたりして、やる気がわかない、体が疲れるなど、もう若くないと思うことが増えてくるのではないでしょうか。そんな時こそ、現状を確認して、将来に備えることが必要になってきます。夢を持って気分を一新したいところです。では、何をどう分析すればよいのでしょう。

波の荒い日

人生は、航海にも登山にも例えられますが、いずれの場合も必要になるのが海図であり地図。海図や地図を見るときに押さえておくべきことは、まず地図を正しい向きに置いたら、現在地、目的地、そしてその2点を結ぶルートをどう選ぶかということですね。

あなたが港を出航したとき、あるいは登山口から一歩を踏み出したときに、目指した目標に、今近づくことができているでしょうか? 順調に目的地に近づいている方もいらっしゃれば、ハプニングやトラブルによって、航路や登山道をそれてしまった方もいらっしゃるかもしれません。

今どこにいるのか?

目的地は変更しなくてもいいのか?

変更するとすればどこを目指すのか?

目的地までのルートはどのようにとればよいのか?

現在地と目的地を確認した結果、

うっかり道をそれてしまったので、計画していた道に戻りたいと思うかもしれません。

それた道が面白ければ、今のまま新しい目的地を目指すのも良いでしょう。

もし、現在地を見失って途方にくれているのであれば、たどってきた道を振り返ったり、近くの目印を探したりして、早急に現在地を確認する必要があります。

キャリアに置き換えると、現在地とは、能力やスキル、働く上で大切にしている価値観や信念、周囲からの期待や担っている責任であり、それを説明できる経験や実績です。目的地は、何をして、誰と一緒に、何(誰)のために働いていたいか。その結果、どのような生活を営んでいたいか。というビジョンです。

現在地と目的地を確認できたら、ルートをどう選ぶかについては、また改めて書きたいと思います。

目的地に近づいている船


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