あなたが目指すのは、ジェネラリスト? スペシャリスト? それともプロフェッショナル?
2月23日プロフェッショナル人材戦略シンポジウムが開催されました。
その中で、人材の比較が興味深く思われましたので、ご紹介します。
そもそもプロフェッショナル人材とは、
1)高度な専門性を持っている
2)個別かつ難易度の高い課題を解決できる
3)高い職業倫理を持ち自己管理できる 人材のこと。
専門性を持っている人はスペシャリスト。
知っているが故にできない理由をあげつらいがちであるのに対して、
プロフェッショナルは専門性を使って成果を出す人であり、
変革や創造の担い手になる。
アントレプレナーが自分の問題を解決しようとするのに対して、
プロフェッショナルは他人の問題を解決する人。
プロフェッショナルの対極の概念は、
会社の方針に従順なジェネラリストのサラリーマン。
これらは、慶應義塾大学大学院の高橋俊介先生が考える人材像。
比較によって、プロフェッショナル人材のイメージが鮮明になりますね。
さて、あなたは今、ジェネラリスト、スペシャリスト、プロフェッショナル、
アントレプレナーのいずれでしょうか?
また、これからどの道を選び、目指されますか?
長いキャリアの中では、求められる役割や立場の変化に対応していく必要があります。
長く活躍していくために、どのような人材を目指せばよいか、
40代から考えて備えていきたいですね。

【シンポジウム情報】
2016年2月23日(火)TOKYO FMホール
平成27年度内閣府委託事業 プロフェッショナル人材戦略シンポジウム
これからの地方創生を考える
~「攻めの経営」への転身とプロフェッショナル人材による新たな価値の創造~
基調講演 「成果を生み出すプロフェッショナル人材の活用とその人材像」高橋俊介氏
パネルディスカッション 「プロフェッショナル人材が地域の中堅・中小企業で活躍するポイントとは」事例:廣瀬製紙株式会社、株式会社えがお、株式会社恵那川上屋
プロフェッショナル人材事業の狙い 内閣府地方創生推進室参事官 村上敬亮氏