

多様な人材を最適に配置する
苦手な仕事、苦手な人というのは、どうしてもありますよね。向き不向きや相性という、経験的に感じていることは、キャリアをする際には、タイプ論のフレームワークを使って説明することができます。 性格の類型論として、エニアグラムを使っているキャリアコンサルタントは多いかもしれません。職務や職種への適性を見立てる際に、参考になります。 そのエニアグラムをチーム編成や人事異動に活用して成功しているIT企業の人事担当役員のお話を伺えるということで、エニアグラムの第一人者である吉田久夫先生のエニアグラム勉強会に参加してきました。 吉田先生がコンサルティングを始めた当時社員数60人だった会社が、現在は2200人になり1部上場も果たしているそうです。発展は、様々な要因に支えられたものだと思いますが、人事施策を実施するうえでエニアグラムが大きな助けになったというお話しでした。 IT企業といえば、システムのプロである職人の集団であり、どうしても個人(のスキル)に頼る経営にならざるをえない。その時に、エニアグラムのタイプによって、強みや個性を発揮しやすい仕事(役割)やチーム


時には、失踪してみますか(笑)
NHKプレミアムドラマ「全力失踪」。 その前の「定年女子」に続いて、楽しく見ています。 主人公の磯山武は、妻子や同僚・上司から下に見られて、 何ともやりきれない状況に加え、借金に追われる日々。 ひょんなことから、7年間行方不明だった人間は死んだものと みなされるということを知って、完全失踪を企てます。 新しい人生を手に入れるんだ、というわけですね。 ドラマは、1話完結で、 フーテンの寅さんのような旅先での人情物語になっています。 やり手じゃないけど、人間として信頼できる、すごくいい人な磯山が、 旅先では、家族の問題を解決する「いい仕事」をしています。 ドラマは毎回、磯山が借金取りに追われて走り逃げる場面で終わります。 「どこかにある本当の自分の居場所を探して」とかなんとか。 「どこかに本当の自分の居場所なんてあるんかい」と 私は内心突っ込んでいるのですが、磯山が言っていました。 「(慣れ親しんだ生活を)捨てるのは怖かったけど、 捨ててみたら自分らしく自由になれて良かった」と。(うろ覚えです) 番組のスタッフブログには 「自由の意味、家族のあり方、