

ミドルの転職では若いという印象が裏目にでることも
40代のご相談者に対して、年齢の割に職務内容や職業意識が若いなと感じることがあります。転職を希望する場合、求人側に年齢相応の経験に対する期待がありますので、若いという印象が若々しさとして受け止められればプラスに働きますが、経験の浅さと受け止められれば不利な評価を受けてしまい...


幸せに働くということ
昨日、特別公開講座「幸福学×経営学」を聴講してきました。慶應義塾大学ヒューマンシステムデザインラボとホワイト企業大賞企画委員会が共催したものです。500席の藤原洋記念ホールがほぼいっぱいになるほどの盛況で、主催された方々が驚かれていたほど。私も、幸福学と経営学のクロシングに...


キャリア権を使うとは、自律的にキャリアをマネジメントすること
キャリア権という言葉をご存知でしょうか。 「個人がキャリアコンサルティングを受ける権利」(慶應義塾大学 花田光世名誉教授)とか、「働く一人ひとりが、その意欲と能力に応じて、自己の望む仕事を選択し、職業生活を通じて幸福を追求する権利」(法政大学 諏訪康雄名誉教授)とか、言われ...


目標とモデル。いくつになってもあるといいもの
南谷真鈴さんが日本人初、世界最年少でエクスプローラズ・グランドスラムを達成したというニュースがありました。ニュースの画像を見ますと、溌剌と元気な方で、まったく気負った様子もなく、もう次の冒険のことを考えているようでした。「いつも次は何をしよう?と考えていると、達成した目標は...


言い訳 あるいは立場の表明
キャリアの話題というのは、いたって個人的でありながら、ある集団や組織の問題でもあり、社会的な問題でもあります。私のような正確を期したいがために優柔不断になってしまう書き手にとっては、そのことが悩みの種になってしまいます。...


外的キャリアとか内的キャリアとかの話 ~顔の見える職務経歴書
ごく簡単に言ってしまうと、外的キャリアは、外から見てわかる職業上のラベル(所属、職務、職位など)、内的キャリアは、自分にとっての仕事の意味(働きがい、生きがい、価値など)のことです。 転職活動においては、比重の違いはあるにしても、外的キャリアと内的キャリアの両方が問われます...


東芝にみる法人にとっての外的キャリア、内的キャリア
先週11日に東芝が2016年4月~12月期の決算発表を行いました。 2回延期したのち、監査法人の承認が得られない状態での発表で、上場廃止を回避するために苦しい対応が続いていることが印象に残りました。 同日のNHKクローズアップ現代+は、「名門企業 東芝はどこへ」というタイト...


転機には片づけが効く
節目には、不思議と物を片づけたくなるものですね。 節目といえば、年末年始や年度の変わり目といった定例的なものから、転勤や異動、転職あるいは退職など不定期に起きるものもあります。そういう時、気持ちに一区切りつけるという意味でも、ライフスタイルの変化に対応するという意味でも、自...


楽に生きるということについて
楽をするというと、眉をひそめる方もいらっしゃるかもしれませんが、私は楽に生きられたらいいと思っています。それは、自分自身に対しても、ご相談者に対しても同じ気持ちです。 楽に生きるとは、まずはありのままの自分を認めて自然体でいられること。そうして、成長したり人や社会の役に立っ...


キャリアコンサルティングの効果:社会編 ~経済が成長して生活水準が向上する?
「風が吹いたら桶屋が儲かる」と言いますが、「個人がキャリアコンサルティングを受けると世の中が元気になる」という研究結果が海外では報告されているとか。昨日紹介したJILPTの下村研究員のレポートに紹介されていました。 ヨーロッパでは、キャリアガイダンスが個人の進路やキャリア上...