

やりたいことは全部やる
今回の先達:田原由加里さん(40代) 助産師セラピスト、ホリスティックケアサロン「こうのとり」主宰 聴き手 :山川純子(ライフキャリアアドバイザー/捨てるキャリアコンサルタント) 前編は「IT系から医療系へ。転身の軌跡」 Q:30歳で最初の会社を退職してから、助産師になるまでに7年。開業するまでに15年。長い時間をかけて着実に夢を実現してきたのですね。 田原さん:実際には、夢があってもどう実現していいかわからないこともあったんです。たとえば、サロンや助産院を開きたいと思っていた時に、偶然コーチングを受ける機会を得られて、開業するプロセスを学びました。 Q:偶然といっても、開業という夢を実現するためにコーチングを受けようと田原さんが選んでいらっしゃるわけですよね。 田原さん:私は直感型なので、気になることは全部やってみるんです。やらないと結果がどうなるかは、わかりませんしね。 Q:今は非常勤の助産師として夜勤もしたり、サロンを経営したり、さらには専門学校では臨床実習を指導したり、体はきつくないですか? 田原さん:会社勤めをしていた時の方が、よほど


IT系から医療系へ。転身の軌跡
今回の先達:田原由加里さん(40代) 助産師セラピスト、ホリスティックケアサロン「こうのとり」主宰 聴き手 :山川純子(ライフキャリアアドバイザー/捨てるキャリアコンサルタント) 共通の知り合いから、田原さんの噂を聞き、ぜひにと取材を申し込みました。それというのも、システム関係の仕事をしていた田原さんが、今では助産師さんとして活躍されているという、意外なキャリアチェンジを果たされていたからです。 田原さんの経歴については、主宰されているサロンのホームページのプロフィールを元にお伺いした内容を追記して、まずご紹介します。 【田原さんプロフィール】 自動車メーカーに11年間勤務し、ITシステムの運用に携わる。
退職後、祖母の入院がきっかけで、看護師と言う仕事を次のステージに選択。
看護学校に入学。 将来は、在宅看護という目標を持つが、3年間の在学期間中に母性実習で出産を見学し、いのちの誕生に、魂が震える感動を体験。助産師になりたい!という気持ちを強く抱く。
卒後は看護師として大学病院の消化器内科と産婦人科の混合病棟で3年間勤務。
その後、