

仕事は楽しいよ。すげー楽しい。
今回の先達:加藤俊之さん(61歳) 一般財団法人海外産業人材育成協会(HIDA)エキスパート 聴き手:山川純子(ライフキャリアアドバイザー/捨てるキャリアコンサルタント) 前編は「45歳。「あとは余生だ」という言葉に隠されていた事情」 加藤さん:2012年12月にIBMを早期退職しました。 1年間はゆっくり休むつもりだったんですが、退職後すぐにJICAに問合せして申込み、結果としては2014年から派遣されたというわけです。 Q:周囲からのサポートを得られて、働きやすい環境だったにもかかわらず、仕事を辞めようと思ったのは、なぜですか? 加藤さん:息子が社会人になったら退職したいということは、かなり前から考えていて、上司にもいつでも辞めますからと伝えてあったんだ。結局、仕事のタイミングなどで引き止められて、58歳まで勤めました。 Q:ボランティア活動に参加されたのは、どうしてですか? 加藤さん:(しばらく考えて)具体的なきっかけは思い出せないけど、学生の頃から世の中の役に立ちたいという気持ちがあって、JICAのことは意識していたんだよ。これも今思うと


45歳。「あとは余生だ」という言葉に隠されていた事情
今回の先達:加藤俊之さん(61歳) 一般財団法人海外産業人材育成協会(HIDA)エキスパート 聴き手 :山川純子(ライフキャリアアドバイザー/捨てるキャリアコンサルタント) 「やまかわさん、覚えてるかなぁ。雑談で、これからは余生だと言ったことあったでしょ」 私にとって印象深く忘れられなかった言葉を、加藤さんご自身も覚えていたとは。今回、加藤さんに取材を申し込んだ最大の理由は、まさにその言葉でした。45歳で余生とは早いんじゃないかと、口には出さなかったものの、加藤さんの言葉を聞いたときに私は思いました。 加藤さんは、初職(日産自動車)の先輩です。1999年から2000年にかけて会社再建の動きが慌ただしい中、2000年4月に加藤さんは関連会社に出向、私は退職し、以来まったく接点はありませんでした。 フェイスブックで偶然再会した加藤さんは、ネパールに住み、バードウオッチングや山歩きを楽しんでいる様子。今仕事はどうしているのか? 余生と決めてからどのように過ごしてきたのか? 楽しげな投稿を見て、いくつもの疑問がわいてきました。 取材を申し込んだところ、


ライバルに差をつける英文職務経歴書の仕上げ方
英語を母国語としない方にとって、英文職務経歴書をいきなり書くというのは、なかなかハードルが高いことでしょう。ですが、英文職務経歴書も日本語(母国語)の職務経歴書と同様に、読み手に分かりやすいよう、すっきりと要領を得た仕上げをすれば大丈夫です。 まずは日本語で納得できる職務経歴書を作成しましょう。日本語の職務経歴書がしっかりと書けていれば、英文職務経歴書の書き方にそれほど迷うことはありません。 ただし、日本語と同じ内容を英文で表そうとしますと分量が増えますので、日本語以上に記載する内容を吟味し、的確な表現を選ぶことで、すっきりさせながらアピール度をあげていきましょう。 ところで、すっきりと要領を得た、かつアピール度の高い職務経歴書とは、どのようなものでしょうか。それは、過去の経験を次の就職先でどのように活かしたいのか、新しい会社にとってどのようなメリットがあるのかが明瞭に伝わるものです。具体的数字も織り交ぜて作成すると、実績等がイメージしやすく効果的です。 また、職務経歴書から英語力も判断されるわけですから、スペルや文法の誤りがあってはいけません。