

あなたが目指すのは、ジェネラリスト? スペシャリスト? それともプロフェッショナル?
2月23日プロフェッショナル人材戦略シンポジウムが開催されました。 その中で、人材の比較が興味深く思われましたので、ご紹介します。 そもそもプロフェッショナル人材とは、 1)高度な専門性を持っている 2)個別かつ難易度の高い課題を解決できる 3)高い職業倫理を持ち自己管理できる 人材のこと。 専門性を持っている人はスペシャリスト。 知っているが故にできない理由をあげつらいがちであるのに対して、 プロフェッショナルは専門性を使って成果を出す人であり、 変革や創造の担い手になる。 アントレプレナーが自分の問題を解決しようとするのに対して、 プロフェッショナルは他人の問題を解決する人。 プロフェッショナルの対極の概念は、 会社の方針に従順なジェネラリストのサラリーマン。 これらは、慶應義塾大学大学院の高橋俊介先生が考える人材像。 比較によって、プロフェッショナル人材のイメージが鮮明になりますね。 さて、あなたは今、ジェネラリスト、スペシャリスト、プロフェッショナル、 アントレプレナーのいずれでしょうか? また、これからどの道を選び、目指されますか?


何が起きても悲しむ必要なし。圧倒的な武器を持つことが次につながる
今回の先達:山崎隆司さん(62歳) (ラッキーコーヒーマシン株式会社 取締役営業統括本部副本部長 /一般社団法人アリーナスポーツ競技会 理事・事務局長) 聴き手:山川純子(ライフキャリアアドバイザー/捨てるキャリアコンサルタント) 前編は「出向、転籍。一時は落ち込んだけれど、50代は幸せなキャリアだった」 Q:そうすると、不本意な出向から始まったスポーツ業界でのキャリアは、順分満帆だったわけですか? 山崎さん:実はそうでもないんですよ。ストレスから、2回も十二指腸潰瘍で入院したことがあります。事業の企画提案では負けはなかったんですが、M&Aした会社の再建では良い結果を出せませんでした。それに、転職するということは、まったく文化が違う会社で働くということですから、信頼を得るまでに時間がかるし、特有の企業文化に慣れるにも時間がかかります。。 Q.そうでしたか。そのようなご経験を通して、逆にご自身の強みを意識できたり、身心に負荷をかけ過ぎない働き方を見出してこられたんでしょうね。 40代からは徐々に体力の衰えを感じて、若いころの延長線上にキャリアの方向


出向、転籍。一時は落ち込んだけれど、50代は幸せなキャリアだった
今回の先達:山崎隆司さん(62歳) (ラッキーコーヒーマシン株式会社 取締役営業統括本部副本部長 /一般社団法人アリーナスポーツ競技会 理事・事務局長) 聴き手:山川純子(ライフキャリアアドバイザー/捨てるキャリアコンサルタント) プランドハップンスタンス(計画された偶然あるいは計画的偶発性)理論。 これは、米国はスタンフォード大学のクランボルツ博士が提唱したキャリア論の1つです。 キャリアは決して自分の思い通りになる訳ではなく、ときに偶然が左右することがあります。想定外のできごとを楽しみキャリアの発展に活かす、積極的に偶然を呼び込むことで人生の質が高まっていくという考え方です。 プランドハップンスタンス理論は机上論ではなく、成功者のキャリアを実証的に分析し、導き出された理論です。今から10年以上前に私が米国の学会でクランボルツ博士の講座に参加した際、「この中で社会人になったときに自分が考えていた通りの仕事を今もしている人はいますか?」という問いかけがありましたが、誰の手も上がらず、ここに計画的偶発性理論の汎用性が証明されたということがありました